北陸信越ブロック第31期リーダーシップ・トレーナー出向員
長野県青年部 廣田 貴子
石川青年部 加納 明里
石川南青年部 坪内 沙織
計3名
長野県青年部 廣田 貴子
第31期LT研修を振り返って
1年間のLT研修を通じて、様々な経験と多くの学びを得ることが出来ました。そして、6回の研修を共にし、時には激しい議論を重ねながらもお互いを支え合ってきた仲間との出会いは、私の宝物になっています。
私は、北陸信越ブロックの研修チームの経験もありますが、一番の違いは決められた研修プログラムの他に全国代表者会議での呈茶席を見据えて、自ら研修を企画し実行してくという自主性でした。私も代表者会議の呈茶席で使用した蓋置の作陶や、LTメンバーお揃いの袱紗を染める体験を担当させて頂きました。普段は中々計画できない研修も、LTだから実現できた内容もあり、先輩方の導きや支えに感謝の思いでいっぱいであります。
また、茶道や青年部について深く考える機会にもなり、本当に恵まれた環境で学べた1年間だったと思います。
石川青年部 加納 明里
LT研修を終えて
LT研修の一年間を振り返ってみて、北陸信越ブロックの研修チームと重なっていたことも有り、大変だなと思うことも多々ありました。
そんな中でも頑張れたのは大切な仲間がいたからでした。研修内容は普段では味わえない経験ばかりで、充実した一年間でした。
第2回の研修では、まだLTの仲間同士で顔と名前が一致しないなかでのナショナルコンファレンス2018という規模の大きい大会のお手伝いをしました。スケジュール通りに進まないこともあり、事前準備や報連相の大切さや臨機応変に対応する柔軟さが必要なのだと感じました。この大会のおかげで第31期LTの絆が一気に深まりました。
第3回の青年研修会では、不安と緊張で京都に行く前からホームシックになっいましたが、
参加することができて貴重な経験が出来て嬉しく思っています。業躰先生に所作の一つ一つの意味を教えて貰いました。
所作の意味を理解したことで、茶道の奥深さを学ぶことができました。また、水屋での作法も教えて頂きました。
何度か研修のグループディスカッションで会員が増えないことや、行動参加率が伸びないことについて話合いました。
10年以内に青年部を卒業される方が多く、その方たち中心で青年部活動が行われている現状は全国殆ど共通でした。会員を増やす為に、地元の情報誌の発信や会員ではない方に向けての呈茶等の様々な意見がでました。
石川青年部でも私と同世代の会員が少ないので、会員が増えるように更に青年部が発展するように
微力ですが力に慣れればいいなと思います。
全国代表者会議の呈茶の準備では、研修中は夜中まで会議をして、
研修が終われば全国にいる仲間と話し合いをするために何時間もグループ通話をして、
とても濃厚な時間を過ごすことが出来ました。私は水屋班に属したのですが、仲間の豊富な知識やアイディアの多さに驚きました。
呈茶のテーマは『風がおこり、芽吹く』でした。
これから31期の仲間が全国で新しい風を吹かせて綺麗な花を咲かせるのがとても楽しみです。
そして、まだまだ未熟な私ですが、負けないように綺麗な花が咲けるように努力していこういと思います。
石川南青年部 坪内 沙織
第31期L・T出向員所感
ちょうど2年前の今頃、L・T出向員参加に向けレポートを書いていたことを思い出しました。
新しい出会いやL・Tならではの勉強ができるという期待感もありつつ、何も出来ない私が大丈夫なんだろうか…
という不安な気持ちの方が大きいまま参加したと思います。
緊張で胸が張り裂けそうな中、開講式では、敬史様が『緊張していると思いますがほどよい緊張感を持って臨んでください』
と優しいお言葉を掛けてくださり気持ちが少し楽になったことを今でも覚えています。
一番印象に残っている研修は、業躰先生からお点前のご指導頂ける青年研修会です。
不安でしたが、茶道が大好きな人達と一緒に、業躰先生から直接ご指導頂ける貴重な機会だと気持ちを切り替え、
無我夢中で挑んだ4日間でした。いろいろな茶室、お道具でお稽古させて頂き、すべての瞬間が尊い時間となりました。
ユニークな業躰先生もいらっしゃり、笑いあり緊張もありましたがとても楽しかったです。
受講できるならもう一度青年研修を受けたいと思っているほどです。
一年間あっという間でしたが、多くの宝物と出会うことができました。
数々の研修全てが大きな宝物なのですがたが、一番の宝は、L・T仲間と出会えたことです。
各研修と並行し、L・T研修の最終日に行われる、全国委員会のお呈茶席での設えについての打ち合わせを重ねていくことにより、
どんどん繋がりが深くなっていったと思っています。自分自身の反省点としては、なかなか自分に自信が持てず、
また勉強不足な点が多く、意見を伝えることがあまりできなかったことです。いろいろなアイディアが行き交っている中で、私は乏しい発想しかなく、一年を振り返るとこうすれば良かったなどと思い返すことが多々あります。
しかし、各青年部での様子も垣間見ることができ、自分の青年部に今後どう生かしていけるのかなども考えるきっかけともなりました。
今まで、自分の青年部についてあまり深く考えることがありませんでしたが、青年部活動を続けていくにつれ、
ただ参加しているだけではなくしっかりと運営や今後に繋げていけるような意識をもって活動しなくてはならないと認識しました。
今回、L・T研修に出向させて頂いたことにより、視野がとっても広がりました。
自信のない私の背中を押してくれた先輩方や応援してくださりサポートしてくださった先生方のお陰です。
そして青年部には志高い同志がたくさんいるということ、仲間ができる素晴らしさが何よりも励みになりました。
そういう仲間をもっと増やしていけるよう青年部活動を思いっきり楽しみ、限りある時間を精一杯勉強してきたいと思っています。
一年間本当にありがとうございました。