- 《第1日目》平成24年12月14日(金)
- 12:30~
- 受付(裏千家学園)
- 13:00~13:10
- 開会式(裏千家学園)
- 13:10~14:10
- 講義「今後の青年部活動について」 野口耕一 組織部部長(裏千家学園)
- 14:20~16:20
- 3分間スピーチ(裏千家学園)
- 16:20~16:30
- 総本部総評 松尾拓二 組織部主任(裏千家学園)
- 16:30~
- 呈茶席ミーティング・移動・チェックイン
- 18:00~
- 懇親夕食会(京都全日空ホテル)
- 《第2日目》平成24年12月15日(土)
- 7:00~8:30
- 朝食・チェックアウト・移動(京都シティホテル)
- 9:00~12:00
- 呈茶席準備・修了式リハーサル・昼食(京都全日空ホテル)
- 12:00~14:00
- 第51回全国代表者会議 呈茶席担当(京都全日空ホテル)
- 14:00~
- 第51回全国代表者会議 傍聴・修了式(京都全日空ホテル)
第6回研修報告書
北陸信越ブロック 長野県支部 善光寺平青年部
前田 香代子
京都での最後の研修へ臨む往路、とてつもなく緊張していた第1回目の研修のことから今日までを思い出していました。学んだたくさんのこと、出会ったたくさんの人、かけがえのない時間。
1日目の研修ではリーダーになる最低条件としてまずは「知る」ことから、と事務局長橋本様からお話がありました。自分の言葉で青年部を語れるだろうか‥。そのためには設立の歴史、目的、理念についても知識として頭に入れておかなくてはなりません。そして人との関係性に関して必要なことを挙げてくださいました。1つは対立構造をえがかない。自分から壁をつくってはお互いに居心地のよい場所を築けないし、有意義な活動も出来ないと思いました。2つめは柔軟な姿勢。3つめは自分の役割をしっかり認識する。今までの5年間の青年部活動において私はすべて反対のことをしてきたと深く反省しました。人が変わらなければ自分が変わる努力をする、そのことをずっと怠っていたことを痛感しました。まだ間に合うのなら新たな心持ちで青年部とこれから向き合っていこうと決めました。
組織部長野口様からは来年度の新体制になるまでの青年部の歴史的な経緯について教えていただきました。昭和25年から平成13年の1支部1青年部時代。平成13年から地域密着型、顔の見える青年部を目指した6年間。そして時代背景に伴い会員の減少等の要因から来年度からは新体制で入会しやすい体制に変わります。規模を大きくして一人ひとりの会員の負担を減らすことも目的とおっしゃいました。お茶との関わり方は人それぞれです。皆が楽しめる活動が出来ることが一番だと思いました。
組織部主任の松尾様からは、ビジョンを掲げそれを会員と共有し常に「やる気」と「情熱」を持ってこれからの青年部活動を頑張ってくださいと励ましの言葉をいただきました。いつも優しい眼差しで見守っていてくださいました。
3分間スピーチでは毎度のように自分では何を話したか記憶に残らないのですが、みんなのスピーチを聴きながら胸が熱くなりました。明日の呈茶は成功させないと、と思いました。
2日目の呈茶。「織り成す」をテーマに考えた席でした。みんなの想いを最大限に形に表すことが出来ました。それが少しでも伝えられていたら嬉しいです。個人的には反省すべき点が多々ありますが、6回の研修そして呈茶もみんなに支えられて無事参加できたことを強く感じました。
この一年間で得たたくさんの大切な宝物を疎かにせず、次に繋げていくべくこれからも謙虚な姿勢でお稽古に精進して参ります。このような得難い機会をくださいました大宗匠様、御家元様に深く感謝申し上げます。そして背中をおしてくださったブロック役員の皆様、ご協力してくれた青年部会員の皆様、応援してくださった歴代L・T出向員の皆様ありがとうございました。