茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロック公式ホームページ

北陸信越ブロック　長野県支部　善光寺平青年部
前田　香代子

初めてのサマーコンファレンスという大きな行事に参加させていただけたことに今は感謝の気持ちで一杯です。この研修の三日間の驚き、興奮、刺激はこのあとしばらくは続きそうです。ずっと待ち焦がれていた方々に一度にお会い出来たとても有り難い時間でした。
今回は、事前にグループに分かれてのメールのやりとりがあったりと楽しみな要素がたくさん用意されていました。呈茶ではすぐに和気あいあいとした雰囲気のなか時間がオーバーしてしまうほど盛り上がりました。その続きはグループディスカッションでも交流を深めることが出来ました。
小泉様からは力強いお言葉で常に向上心を持つようにと励ましのお言葉をいただきました。ピンチをチャンスにかえる。そのためには日々の努力が必要だとお話くださいました。
専務理事の関根様より「時分の花」、「五省」のお話がありました。お稽古が大事であること、またちょっとした勇気が成長につながるというお言葉からリーダーとしてのやる気についても学びました。
リーダー紹介では同ブロック長野県支部北信青年部の山中さんによる発表がありました。前部長の山崎さんを紹介し、会員が自分で一歩踏み出せるように全力で応援する姿勢に感動いたしました。近くに尊敬する先輩がいることは幸せなことだと思いました。
岡本先生からはまず「知る」教養を身につけることが大事。教養は人間の価値でありそれが表に見えることが必要とのお話がありました。茶道検定に向けて勉強したいと思います。
憧れの中田様、牧瀬様は会場に入って来られる際にオーラを感じ、やはり素敵な方々でした。海外に出られてから日本の良さ、伝統について学びたいと思ったこと。楽して楽しいことはない。なんでも挑戦してみる。実際に飛び込んでみる、との身近な目線でのエールをいただきました。
座談会では震災の実体験をお聞きしました。悲惨な状況下でもお茶だからできることがあるのだと思いました。押しつけではない寄り添う思いやりの精神が励ましになる。これからもみどりの絆プロジェクトは続きます。
東京道場での茶会では水屋でお運びをさせていただき貴重な経験でした。この三日間で学んだこと、感じたことを心に留め少しでも成長できるように一日一日を大切にしていきたいと思います。無事に研修を終えたことに感謝し、送り出してくださった皆様、ありがとうございました。