≪第1日目≫平成23年5月21日(土)
12:30~13:00
受付 (裏千家学園)
13:00~13:10
開会式 (裏千家学園)
13:10~14:00
講義1 「青年部について」 講師:関根秀治 副理事長 (裏千家学園)
14:00~14:50
講義2 「リーダーについて」 講師:木戸崇夫 常任理事 (裏千家学園)
15:00~16:30
グループディスカッション (裏千家学園)
16:30~
移動・チェックイン (京都シティホテル)
17:45~19:15
懇親夕食会 (Bella Rossa Daniel’s)
宿泊 (京都シティホテル)
≪第2日目≫平成23年5月22日(日)
7:00~9:00
朝食・チェックアウト・移動 (京都シティホテル)
9:00~9:50
グループディスカッション(発表) (裏千家学園)
10:00~11:30
講演 「青年部活動について」 講師:深谷宗香 参事補 (裏千家学園)
11:30~12:00
作文 (裏千家学園)
12:00~
昼食・解散
第3回研修
北陸信越ブロック 石川支部金沢城北青年部 辻 昌江
第2回研修を終え、ほっとしていたのも束の間、東日本大震災が発生しました。
L・T出向員の中には東北・関東地区から参加されている方もおり、皆さんの安否が非常に気にかかりました。被災された方もいましたが、メールなどを通じて皆さんが無事だということを知り安心しました。しかし、無事だとわかっていても、実際、皆さんにお会いした時は本当にほっと致しました。
出向員の中には、すでに被災地でお呈茶をされた方、チャリティー茶会を開催した方、雑炊を炊き出しに行かれた方がいました。今後、24期L・T出向員で被災地の方に何ができるのか、話し合いも行われています。復興にはまだまだ時間がかかるでしょう。長い目で見て、少しでも被災地の方に元気に、力になれるようなことを考えていきたいと思います。
第3回研修1日目は「青年部について」、「リーダーについて」の講義のあと、グループディスカッションを行いました。グループディスカッションでは意見をまとめることの難しさを痛感しました。まず、全員で青年部活動における課題・疑問について1つのテーマを決め、そのテーマのもと解決するための事業案をグループに分かれてディスカッションします。そして、各グループの意見から1つの行事名を決定し、各々が行事内容を考え提出しなければいけません。
会員の減少や、それに伴う資金源の確保など、どの青年部でも課題となっているようです。とりわけ行事への参加率の低さ、幽霊部員など会員内でのモチベーションの格差が課題として採りあげられました。
そこで、私たちは「会員内の結束を高める」というテーマのもと、4つのグループに分かれてディスカッションを行いました。
2日目は1日目にディスカッションされた事業案について、グループ間の発表から始まりました。4つのグループから出された事業案を1つの行事名に決定しなければいけません。どのグループの意見も甲乙つけがたく、なかなか絞ることができません。
決められた時間内に1つの答えを出さなければいけない難しさ、出された意見をすべて盛り込める内容にするのか、切るところは切るといった決断力が必要となってくるのではないか、そういったことを考えさせられた研修でした。
今回の研修ではグループディスカッションを通して、改めて、皆さんのお茶好きが伝わってきました。この楽しさを青年部会員に伝えたい、という思いで出された意見が多かったように思います。
深谷宗香先生の講演でも「自分が楽しむお茶はそろそろ卒業するころではないですか」、「どんな覚悟をもってお茶をしているのか、今後、何に活かしていけるのか、を考える時期にきているのでは」との問いかけがありました。
もっと、お茶の良さ・楽しさ・奥深さを広めていくために、学び・考えなければいけないことが山積みだと実感した2日間でした。