H30.9.15(土)~16(日) 近畿第一ブロック研修会 参加報告
北陸信越ブロック ブロック長 吉田美々
初めて参加させて頂いた近畿第一ブロック研修会は、主管 奈良青年部の地元奈良市の魅力を満喫できたものでした。
研修会前日9/15はオプションで、奈良筆の仕上げである糸を使った布海苔の絞りだしと奈良墨のにぎりという、職人さんの技を目の当たりにし貴重な体験と、また恥ずかしながら知らなかったその歴史と大変な行程を勉強させて頂きました。
筆づくりでは目の前で職人さんが同じ作業をされる様子を拝見でき、当たり前ですがスムーズで早くて美しく無駄がない・・・簡単そうに見えて自分でやるのは大違いです。プロの方の何十年もの経験のうえになりたつ技術と行程やかける年月に感嘆し、今後筆や墨を使うときの気持ちが変わると思います。
夜の懇親会では多くの他ブロックの皆さまも参加され、クイズで全員に景品を頂けるという楽しい趣向のおもてなしを頂きました。
研修会当日、こちらも歴史ある橿原神宮での支部先生方の茶席に出席させて頂き、地元の先生方との結びつきを感じるものでした。
研修会での茶花講習では、業躰先生の講義とテーブルごとに花を生けるという体験。多くのお花と花入れのご準備には大変なご苦労があったことと思います。私にとってお花は苦手なもののひとつですが勉強できる機会を頂けたことは大変ありがたいことでした。
地元の歴史や特産を伝えることができる内容でプログラムを組むことは大切なことと改めて感じた勉強になった研修会でした。
2日間を通して、奈良の歴史を体感でき、また近畿第一ブロック役員、奈良青年部の皆さまのご準備とお気遣いに心より感謝いたします。