平成25年10月12日(土)
ブロックコンファレンス2013~青年茶人の未来~
Report
ブロック 加納 聡子
10月12日(土)関東第一ブロックコンファレンスに北陸信越ブロックより、7名参加させていただきました。
前日の懇親会から参加させていただき、おいしい薬膳料理をいただきました。
ブロックコンファレンスの内容は、開会式、総本部報告、全国委員報告、昼食懇親会、基調講演、研修Ⅰ、研修Ⅱ、閉会式でした。
研修Ⅰはパネルディスカッションで「茶道を始めとした日本文化を世界に発信するには」パネリストは、能楽研究者、俳句の国際交流推進、和菓子職人、コーディネーターは松浦ブロック長。
研修Ⅱはグループディスカッション「若手に伝えたい青年部の魅力」ファシリテーター、冨岡委員長。
研修ⅠとⅡはどちらかに参加で、あらかじめ割り振られており、私は研修Ⅱに参加しました。
7人のグループで、青年部に今年入った方、今日が初めての参加の方、長くて3年目の方でした。
青年部の魅力やおもてなし、伝えたい日本、東京オリンピックにむけてなど、色々な話し合いをいたしました。
皆さんそれぞれが自分の思いを話して、7年後の東京オリンピックの時には、この方々が青年部で活躍しているのだろうと頼もしく思いました。
グループディスカッションに参加させていただいたことをとても有り難く、出会いに感謝したブロックコンファレンスでした。
『研修レポート』
行松 宏展
2013年10月12日関東第一ブロック ブロックコンファレンス2013が東京 笹川記念会館で行われました。青年茶人の未来をテーマに、7年後の2020年に東京で行われるオリンピックを一つの目標に設定し、「オリンピックに向けて何ができるかを各自が考える」そんな研修になっていました。
青年部歴の長い人には、能楽や俳句、和菓子といった他団体との交流で何かを生み出せないか、という新しい視点での講習。
青年部歴の短い人には、「青年部とは」といった基本的な解説や、各自が積極的にコミュニケーションをとれるような講習。
「全員が同じ講習を受ける」といった今までの固定概念を取り払い、その人に合ったプログラムを用意する。会員一人一人のことを一所懸命考え、手間暇かけて用意されたのがわかり、とっても感激しました。
お忙しい中、前日から懇親会もご用意くださった松浦ブロック長、冨岡全国委員会委員長、奥山幹事長をはじめとする関東第一ブロックブロックコンファレンス2013実行委員の皆様には心より感謝いたします。
本当にありがとうございました。
『研修レポート』
北陸信越ブロック 石川南青年部 副部長 行松 明美
10月12日、東京の笹川記念会館に於いて関東第一ブロックのブロックコンファレンス2013に参加させていただきました。
北陸信越ブロックからは7名の参加でした。
今回のブロックコンファレンスのテーマは~「青年茶人の未来~」。
参加者は、支部の先生、関東第一ブロックの青年部会員、他ブロック、学生合わせて約200名での開催でした。
午前の部は、総本部報告、全国委員助言のあと、呈茶、昼食でした。
さすが東京、お呈茶のお菓子はハーブ落雁で、いちごとゆずと斬新でおいしかったです。
お昼の会場では、名札ごとにグループ分けされていまして、各グループ8名くらいに分かれて、グループごとに昼食をとりました。この時に、研修室の部屋の前に、本日のブロックコンファレンス2013の呈茶席のお道具が展示してあり、茶杓に銘をグループ単位で付けて、理由も書いて、投票数を競う懇親イベントがありました。展示してあるお道具はすべて青年部会員の手作りで、各青年部のものを集めてのお呈茶席。昼食をたべながら、いろいろと意見を出し合い、楽しく交流ができました。
午後の部のはじめは稲田朋美氏の基調講演で、クールジャパン戦略の話の中で、伝統文化である茶道が大きな役割をしていく力をもっていることを実感しました。次に、松浦ブロック長がコーディネーターとなり、パネルディスカッションを聞きました。能楽、俳句、和菓子の3つの分野の専門家からのお話。世界にむけて、日本文化を配信していくには、伝え方に対する下準備、わかりやすいレクチャー、デモンストレーションなどが大切になってくることがわかりました。異文化交流の難しさが伝わりました。
全国委員長の富岡氏のお話では、7年後のオリンピックのときに、私たち青年茶人としてなにができるだろう?
ということも試行錯誤しながら、青年茶人としてできることでおもてなしを考えて形にしていけたらいいのではないかというお話でした。
青年茶人として世界中の皆さんをお迎えする立場になったときに、最善の心配りができて、来てくださった世界中の皆様に日本の「お・も・て・な・し」って素晴らしいと、この茶道を通して、青年茶人のわたしたちがおもてなし側としてオリンピックで日本の伝統文化のすばらしさを発信できたら素晴らしいなぁと思いました。
最後に、テーマ「~青年茶人の未来~」のもと、全国6ブロックから、ブロック間交流に参加して、お茶を通じての仲間の輪をさらに広めることができました。初めてお会いしただけなのに、すぐにたのしくお話ができるお茶の不思議なパワーがもっともっとたくさんの人に伝えられるようにがんばります。
このような貴重な研修を企画運営いただきました松浦ブロック長をはじめとする関東第一ブロックスタッフの皆さま、18青年部の部長さま、ご一緒してくださいました北陸信越ブロックのスタッフの皆様に感謝申し上げます。ステキな交流をありがとうございました。
ブロック間交流に参加して
新潟青年部 阿部 美栄子
10月12日、関東第一ブロックの「ブロックコンファレンス2013」に参加してまいりました。テーマは~青年茶人の未来~、会員全体の研修と会員間のネットワーク作りを目的としたプログラムとなっていました。一日のみのスケジュールで午前と午後とに受付が分かれていましたので、午後からの参加者も多くいらっしゃいました。参加しやすくなっているのではないでしょうか。
基調講演では、講師の稲田大臣より世界へ向けて紹介をしているクールジャパンについてのお話し、また、能楽研究家・俳句の国際交流推進者・和菓子職人の3名によるパネルデイスカッションでは、日本の伝統文化についてのお話を伺いました。伝統文化を世界へ向けて発信をし活躍をされている方々のお話は、茶道との共通点も多く大変興味深いものでした。
7年後のオリンピック開催が東京に決まり、「お茶」で参加できることが可能な東京を感じました。「おもてなし」と供に多くの日本文化を発信できたら良いと思います。
関東第一ブロック ブロックコンファレンスに参加して
新潟青年部 赤坂 祐二
ブロック間交流の参加案内を頂きまして、初めて他ブロックの行事に参加させて頂きました。
10月12日の関東第一ブロックのブロックコンファレンスです。
こちらの会員大会と違い日程が一日という事で、どういうものなのか興味津々でした。
とは言うものの、前日には他ブロックからの参加者の為に懇親会を開催して頂き、まずそこからの参加となりました。薬膳料理を頂きながら早速、ブロック間交流開始です。
面識のある方も初めましての方も。お酒を酌み交わしながら、とても楽しく有意義な時間を過ごす事が出来ました。お計らい頂き有難うございました。
さて翌日は、いよいよ本番。サブタイトルが「青年茶人の未来」。野口耕一組織部部長の総本部報告に始まり、冨岡洋一全国委員会委員長の助言。
午後からは、稲田朋美クールジャパン戦略担当大臣の基調講演。後藤和也氏(能楽研究家)、角谷昌子氏(俳人)、稲葉基大氏(創作wagashi職人)によるパネルディスカッションまで。
皆様それぞれの篤い思いがこちらにも響いて、これからの青年部の在り方に大きなヒントを頂きました。短い時間ながら凝縮された、とても良い研修でした。有難うございました。
最後は打ち上げ。本当は関東第一ブロックの打ち上げなのに、誘われるままに何故かノコノコ参加してしまいました。それでも快く受け入れて頂き、ありがとうございました。
最後に、ブロック間交流に誘って頂き、加納聡子ブロック長を始めブロック役員の皆様、有難うございました。
そして、関東第一ブロックの皆様には、前日からの懇親会や宿泊の手配、そこに関わる細やかな配慮。
いわゆる、お・も・て・な・し。を頂き有難うございました。
又、機会があれば、他ブロックの行事に参加したいと思います。
関東第一ブロック ブロックコンファレンス2013に参加して
井青年部 高橋 利枝
今回、初めて他ブロック研修に参加させていただきました。
他ブロック交流のご案内の中で、研修内容が1日であること、また、午後からの参加可能という、他にはないスケジュールに心を惹かれ、あえての日帰り・午後からの参加という日程で参加いたしました。午後からのプログラムは、呈茶・基調講演・研修・閉会式のみでしたので、交流という機会は、さほど多くはありませんでしたが、呈茶席でご一緒いただいた関東ブロックの方々、または、基調講演等でご一緒させていただいた他ブロックの方々など、短い時間ではありましたが、楽しい充実した時間を過ごすことが出来ました。
研修のパネルディスカッションという形式も目新しく、また、パネリストの方々が能楽や俳句等、各界でご活躍されているという異なる分野でのコラボレ—ションがとても新鮮で素敵でした。
参加申込み翌日に、基調講演講師決定の連絡を受けたのですが、なんと福井出身であり、淡交会福井支部の稲田智美クールジャパン戦略担当大臣というサプライズ。不思議な御縁を感じました。
半日という限られた時間ではありましたが、プログラムの内容はとても充実しており、半日の参加だったとは思えないほどの時間を過ごしたように思います。
参加することによって得た、見る・聞く・経験したことが、今後のブロック活動で何かしらのお役に立てるよう努めてまいりたいと思います。
末筆ながら、松浦ブロック長をはじめとする関東第一ブロックスタッフの皆さまのおもてなしの心と、参加させていただく機会をいただきましたブロックの皆々様に感謝申し上げます。