平成25年6月22日(土)~23日(日)
テーマ:「温故知新」~一からうまれる笑顔にチャレンジ!~
開催場所:ホテル・アゴーラリージェンシー堺 大阪府堺市堺区戎島町4-45-1
【第1日】 6月22日(土)
12:00~13:30
|
受付・呈茶
|
---|---|
13:30~14:00
|
開会式
|
14:00~14:40
|
総本部講話
|
14:50~15:20
|
全体研修 「会員増強と青年部に対する親支部の取り組みについて」
|
15:30~17:30
|
全体研修 講師:佐山宗準先生
「茶の湯の手紙」~巻紙の書き方(案内状・前礼・後礼)~
|
18:30~20:30
|
夕食・懇親会
|
21:00~
|
二次会≪青年部対抗ボーリング大会≫
|
【第2日】 6月23日(日)
9:00~11:00
|
実技指導(割稽古・濃茶・葉蓋点前)
|
---|---|
11:00~11:40
|
全国委員助言
|
11:40~12:00
|
閉会式
|
12:00
|
解散
|
Report
ブロック長 加納 聡子
6月22日(土)~23日(日)、近畿第二ブロックのブロック研修会に北陸信越ブロック8名参加させていただきました。
テーマは、「温故知新」~一からうまれる笑顔にチャレンジ!~
内容は、呈茶、総本部報告、全体研修、懇親会、二次会、実技指導、全国委員会助言でした。
まず、円卓で学生さん達から盆略点前で一服いただきました。学生さん達との交流が嬉しい一服でした。
全体研修では、大阪南支部 林宗由幹事長から「会員増強と青年部に対する親支部の取り組みについて」お話をうかがいました。
昨年の秋頃から会員募集〆切の5月末までの青年部に対する思いや、会員増強の為の行動、実行のパワーあふれるお話しでした。
会員数を3倍にされた行動力のすごさにとても刺激を受けました。
茶の湯の手紙 巻紙の書き方は、早速役立てたいと思います。
1枚1枚丁寧に線を引いて下さった下敷き、大切に使わせていただきます。
懇親会は、余興あり、ゲームありで、じゃんけんゲームで茶碗までいただきました。とても良い記念になりました。近畿第二ブロックを思い出しながら、大切に使わせていただきます。
近畿第二ブロックの研修会に参加させていただくのは3回目ですが、いつも明るく楽しく、また寄せていただきたくなります。
手厚いおもてなしに、ただただ感謝です。
学びと出会い、笑顔とパワーをありがとうございました。
近畿第二ブロック研修会に参加して 小泉 昇
心配していた台風の影響も無く北陸信越ブロックの8名は、車2台に分乗して研修会場の
大阪府堺市に向かいました。私自身、近畿第二ブロックの研修会は2回目の参加でした
が、やはり関西のノリの良さには毎回脱帽で、元々持っている気質でしょうか、講演会も
懇親会も満面の笑顔に包まれるテーマ通りのとても素敵な2日間でした。特に遠方から
参加の私達には至る所にお気遣いを頂き、その手厚いおもてなしに心よりの感銘を受け
ました。近畿第二ブロックの皆様は、秋に富山で行われる第46回北陸信越ブロック会員
大会にもお越し下さると言うことですので、このご縁を大切にブロック間交流の意義を皆
で分かち合いたいと思います。
「一所懸命が一緒懸命になる日」行松 宏展
平成25年6月22日・23日、近畿第二ブロック研修会がホテルアゴーラリージェンシー堺で行われました。
北陸信越ブロックからは8名参加させていただきました。
今回の近畿第二ブロック研修会は、「温故知新」~一から生まれる笑顔にチャレンジ~ をテーマに、「先人が築いた歴史に感謝しつつ、これから新たな取り組みにチャレンジしよう!」という青山近畿第二ブロック長そして近畿第二ブロック役員皆様の熱い思いが、あちこちで感じられる研修会でありました。
一番に印象に残ったのは、青年部と親支部の先生方が、本気になって会員増強・青年部改革に取り組んでいる点でした。
淡交会大阪南支部幹事長 ブロック相談役 林宗由先生のお話の中で、会員増強・青年部改革に関しては、林先生の経験談を交えながら、青年部はもちろん親支部の先生方全員を巻き込み、【本気と熱意】をもって話し合いを重ねることの大切さを教えていただきました。
各々が【一所懸命】取り組むというより、みんなで【一緒懸命】取り組んでいらっしゃるその姿勢に感動し、涙が出そうになりました。
そして今後の青年部の運営や行事の在り方に関しても、これまで同様、青年部と親支部の先生方が手をつなぎ【一緒懸命】取り組んでいく。
青年部活動の新しい形、いや、当たり前の形を教えていただきました。
近畿第二ブロック顧問・相談役の方々の青年部に対する温かい気持ちが、青年部会員の心からの笑顔を作り出している。
素晴らしい親子関係を勉強させていただいたことに心より感謝いたします。
最後に、わたくし4回目の参加にもかかわらず、毎回スペシャル待遇でお世話してくださる近畿第二ブロックブロック役員の皆様。
皆様からのたくさんのおもてなしの心、思いやりの心がとっても有難く、とっても心地よかったです。
大好きな皆様と知り合えたこと、私の一生の大きな財産です。
これだから青年部活動はやめられないや(^^) 行松宏展
【研修レポート】
北陸信越ブロック 石川南青年部 副部長 行松 明美
6月22日23日と2日間、堺での近畿第二ブロック研修会に参加させていただきました。
北陸信越ブロックからは8名の参加でした。
1日目の全体研修での親先生のご講義。
これがユーモアたっぷりに、青年部と親支部の関係の構築過程をタイムラインで説明してくださり、とってもとってもわかりやすく、先生のトークの笑いもあり真剣さもありの、テンポのよさに引き込まれてしまいました。
ここまで親先生が青年部のためを思って、全力すぎる全力で青年部の会員増強に力を入れておられるのにびっくりしました。
総本部報告で野口部長からお話の中で、『以前の青年部の体制の折に、会費が高いから、青年部会員が増えないのですという話をよく聞きました。今回新体制になり、会費は10000円から1000円3000円と会費は安くなりました。それですんなり青年部の会員が増えないのは、会費だけが問題ではないということになります。』と、会費が問題ではないならどうすれば?と思いますが青年部の魅力を伝え、魅力を実感してもらうしかないと思いました。
つぎに全体研修として、『茶の湯の手紙』巻紙の書き方を、佐山宗準先生からご指導いただきました。
この研修で近畿第二ブロックのみなさまのおもてなしの心にびっくりしました。
巻き紙の下敷きの厚紙に一枚一枚参加者の分全部に油性ペンで線がひかれていました。コピーでもなく一枚一枚手書きで。さらには一人分ずつ巻紙もきちんと折って準備されていました。時間かかっているのにびっくりです。墨もうなぎのタレの容器のような容器に一人分ずつ用意され、細やかな心遣いにこころが温かくなりました。北陸信越ブロックの九月の会員大会にも近畿のみなさんが参加してくださると聞いていますので、北陸信越ブロックとしてお迎えする立場になったときに、最善の心配りができて、来てくださった皆様に北陸信越の会員大会に参加してほんとよかったわと言われるように頑張らないといけないなと思いました。巻紙の書き方も、最低限のルールは守らないといけないと実感しました。注意点がとてもお勉強になりました。
懇親会もさすがは近畿第二ブロック。たのしいたのしい盛りだくさんの懇親会でした。
懇親会後のボーリングも、最高に盛り上がっていました。
2日目の業躰講習では、自分の中で忘れていた細かい注意点などを思い出させていただき、充実した有意義な時間を過ごさせていただきました。
最後に、青山ブロック長のお話にもありましたが、新体制になりいろいろな課題があった中、いままであったものをゼロにして1から築き上げていく必要があってのテーマ「一からうまれる笑顔にチャレンジ!」でのブロック研修会。大成功で感動しました。他ブロック間交流に参加して、お茶を通じての仲間の輪をさらに広めることができました。初めてお会いしただけなのに、すぐにたのしくお話ができているところに、お茶の不思議なパワーを感じました。
このような貴重な研修を企画運営いただきました青山ブロック長をはじめとする近畿第二ブロックスタッフの皆さま、お世話くださいました北陸信越ブロックのスタッフの皆様に感謝申し上げます。ステキな2日間ありがとうございました。
『温故知新』~一からうまれる笑顔にチャレンジ!~参加レポート
魚津青年部 村上 寛子
利休居士ゆかりの堺の地へ、初めてのブロック間交流に参加してまいりました。お引き受けくださった、近畿第二ブロック青山ブロック長、近畿第二ブロックのみなさま、そして連れていってくださった加納ブロック長、北陸信越ブロックの仲間に感謝します。
先ずはじめの淡交会参事池田さまのお話しに、パンチくらいました。青年部は新体制になって、昨日と同じことをしていてはいかん!!ああぁ、そのとおりだ…目覚めました。
総本部組織部野口部長さまの、青年部の現状報告とこれからの青年部についてのお話し。会員一人ひとりが青年部活動に対しそれぞれの関わり方があるのだ、というところに納得しました。会員の男女比のお話しもありましたが、女性は結婚や子育てでお茶から離れてしまいがちだけど、青年部にさえ所属していれば、またすぐにお茶に戻ってこられる。だから青年部というところは何事にも寛容であるべきなのだと思いました。
そして、林宗由先生のお話し、前のめりで拝聴しました。親先生の協力で青年部の会員数が何倍にも増えたお話し、すごいなと思いました。わたしたち魚津青年部もどうにか昨年比1.5倍の会員数になりました。それもこれもやはり親先生方が一生懸命になってくださったおかげです。親子関係が良好でコミュニケーションがとれている、目指すべき姿と思いました。
全体研修、巻紙の書き方については、佐山先生のお話しに目からうろこ、本を読んだだけではわからない細かなところまで教えて頂きました。それをこれから巻紙でお手紙をしたためるときに生かして、幾度となく書けばかならずからだが覚えると思いました。
2日目の実技指導については、高橋先生に基本を詳しく教えて頂きました。日頃お稽古でも、基本がいちばん大切なのだと教えられていますが、あらためてその言葉をかみしめ師匠の顔を思い浮かべていました。
全国委員会総括幹事田中さまのお話しには、ふるえるほど共感しました。ちょっとやそっとではことばにできない感覚です。勇気をもらいました。
総本部組織部高野次長さまのお話しもとても参考になりました。自分なりに課題や目標を明確にもつということ、それを継続するには「情熱」が必要なのだとよくわかりました。
「温故知新」青年部のいまと過去をよく理解することができました。いちばん感じたのは、近畿第二ブロックのみなさまと親先生方の情熱、明るさのレベルが高い。そしてそれに圧倒されました。懇親会もとても楽しかったです。帰路はずっと笑顔のままでした。
ひととひととがつながってかかわり合い、切磋琢磨しあうことのできる淡交会、そして青年部という場をおおいに利用し、自分の成長につなげていきたいです。
『はじめてのブロック間交流参加で得られたもの』
吉田 美々
私にとってはじめてのブロック間交流は、自分でも意外なほど新鮮な楽しさとたくさんの刺激を頂いてきました。参加して本当によかったと思っています。
「学び」というひとつのテーマにスポットをあてて組まれたプログラムはその構成や親支部先生との関わり方に、学ぶところ考えるところが多くありました。
青年部会員3倍増の大きなお力となられた大阪南支部幹事長 林先生の講義では親支部そして青年部OBの立場での大変エネルギッシュな、しかもおもしろい語り調に笑いながらもリーダーシップとその行動力にビックリ!「本気」と「情熱」で行動が変わること、行動しないと意味がないことを教えて頂きました。「本気ならたいていのことはOK、中途半端だから愚痴が出る」という言葉には自分の中途半端さをグサッと知らされた気がしました。
佐山宗準先生の巻紙の書き方のご指導、業躰 高橋宗信先生のご指導では、これまであやふやだったことを再認識・再学習し、また総本部の方と直接関わる機会があまりない中で、野口組織部長から現在の青年部状況の報告を、また全国委員会の田中総括幹事の助言を直接頂けたことも、茶道や青年部への向き合い方や今の自分の役割がなにかを考えさせられ、刺激を与えてくれるものでした。
二次会でも林先生も野口部長もボーリングをされる意外な?姿を拝見できたことは、さらに楽しい驚きでした。
また、会費金額に対する十二分な内容や、青山ブロック長のサイコーの仮装を筆頭にものすごく笑えた懇親会、役員の役割分担など近畿第二ブロックの特色を目の当たりにし、「北陸信越ブロックの良さ、特色はなんだろう?」と恥ずかしながら今になって考える機会となりました。
そして何より近畿第二ブロックの皆さまのお心遣いと明るさは、またぜひ参加させて頂きたいと思う、楽しくおもしろくうれしいものでした。
「どうですか?お役に立ちそうですか?」と気遣いの声をかけて頂き、二次会、三次会、帰りのお昼のおもてなしやお土産まで、恐縮すると同時に「おもてなし」をさらりとこなされる皆さまに敬服でした。
また、懇親会ジャンケンでみごと2位をゲットした加納ブロック長はじめ北陸信越ブロックの参加者とも、学生時代に帰ったような夜中のリベンジ?ボーリングなどで懇親を深めることができたことも私にとっては収穫でした。
今回の交流を今後に生かしてこそ本当の意義があるのだということを忘れずに、頂いた刺激を保つ努力をして自分にできることを実行することで、皆さまへの感謝を形に表していきたいと思います。
近畿第二ブロック ブロック研修会に参加して
石川青年部 駒林 由紀世
6月22日(土)~23日(日)にブロック間交流として、近畿第二ブロックのブロック研修会に参加させていただきました。大阪と和歌山の青年部のブロックなので、千利休ゆかりの地、大阪府堺市で開催されました。
開会式の前にお茶を一服いただきましたが、ブロック内の学生さんたちがテーブルの上で私たちに点ててくださいました。テーブルは5つほどありましたが、各テーブルで点てられたお茶をいただけることに、ブロックの会員一人ひとりを大事になさっているという気持ちが伝わってきました。私がいただいたお茶碗には、富士山と三保の松原を思い起こさせるような絵が描いてあり、世界遺産の登録日だったこともあってその話題で話が弾みました。
会場に入ると、小さな硯箱が机の上に一人に1つずつ置いてありました。今回の講習のひとつは茶事で大切な巻紙を書く練習をすることでした。きちんと畳んだ巻紙と大小の封筒、2センチ毎に線が手書きで入った厚紙にクリップ、さらにチャックの付いたポリ袋には、小さなボトルに入れた墨汁とキッチンペーパー、スポイトが入っていました。これだけで巻紙の講習を受けるにあたり、委員の方々がどれほどの準備をされたかがわかりました。
講師の佐山宗準先生のご指導のもと「茶の湯の手紙」講習会が始まりました。案内状・前礼・後礼の書き方の詳細な講義を受けた後、実際に巻紙を書く演習になりました。ここで役に立ったのが、太い線の入った厚紙です。この下敷きのおかげでまっすぐに字が書けます。しかし、筆使いの難しいこと。墨をたくさんつけると滲み、少なかったらかすれ、お手本の文章を写すだけなのに全く先へ進みません。手紙一つ書くことが何と大変なことであるかと思いました。また佐山先生から、先様のお名前、中封筒、外封筒の表面がすべて一致して表にして封筒に入れるよう巻紙を調整して書かなくては茶の湯の手紙にならないですよ、と優しくご指導いただきました。これがまた難しく、文を書いているとなかなか先様のお名前が表にくるようになりません。「茶の湯の手紙」は本当に奥が深く、何度も練習しないと上手く書けないと思いました。
巻紙講習会はブロック研修会の中の一コマでしたが、多くの方々が携わって一つの研修会を作りあげられたと思います。会員の方々にとって良い研修になるようご準備され、ブロック役員の方々や研修委員会の方々には大変お世話になりました。お世話になりましたすべての方に感謝申し上げるとともに、大阪へ行って本当に良かったと思う研修会でした。
『近畿第二ブロック 研修会に参加して』
安ヵ川 英吏子
6/22(土)~23(日)大阪堺に於いて『近畿第二ブロック研修会』に参加させて頂きありがとうございました。
利休居士ゆかりの地、堺は、御茶を学ぶ者として一度は訪れたい地ではないかと思います。その堺に伺うことができたことは本当に嬉しかったです。
研修会では、驚くことが沢山ありました。
まず大阪南支部幹事長の林先生の講義では、青年部会員を3倍増にされた手腕ぶりを拝聴致しました。青年部に対し、これほどまでに頑張ってくれる先生はいるだろうか?林先生から発するエネルギーがけん引力となって会員が増えたのだと思いました。
次に佐山先生の巻紙講習会では、ミニ硯セットを使って、巻紙を書きました。教本では語れない、巻紙の書き方の細やかな配慮と難しさを感じました。
懇親会では、青山ブロック長がゴールデンボンバー ダルビッシュに変装し登場されました。毎回、何かしらの変装があるそうですが、ブロック長になるともれなくついてくるのかな?と思いました。
更に驚きは、懇親会後のボーリング大会です。心拍数を上げながら青年部対抗の熱い戦いが繰り広げられるのです。一体誰がこの無謀な企画をしたのでしょう…。
翌日は高橋業躰先生のご指導では、基本を再認識させられました。
などなど、盛りだくさんな研修内容でした。全体を通してとても充実しており、参加した北陸信越ブロックのメンバーの期待を裏切ることなく、終えたと思います。
研修委員長の酒匂さんはL・Tの同期で、久しぶりの再会でした。私たちを迎えるまでの気持ちが伝わってきて、胸が熱くなりました。
ブロック間交流とは、他ブロックの研修会から学ぶことはもちろんですが、人と人との繋がりを広げ深めることなのだと思いました。
最後になりましたが、青山ブロック長をはじめ、近畿第二ブロックの皆様と有意義な時間を過ごさせて頂きましたこと御礼申し上げます。二日間ありがとうございました。