テーマ:神渡る湖(うみ)~五国に香る新しき親和~
令和元年9月28日(土)29日(日)
主管青年部:長野県青年部
開催場所:RAKO華乃井ホテル・諏訪大社下社秋宮・片倉館(長野県諏訪市 他)
参加者数:252名(青年部210名、来賓40名、その他2名)
講師:建築史家 藤森照信先生
行事内容
北陸信越ブロック5県で毎年持ち回りで行われている行事で、
ブロック内10青年部の均衡と会員間の融和を図ることを目的としています。
一日目 9月28日(土)
薄茶:諏訪大社下社秋宮(齊館)席
点心席:諏訪大社下社秋宮(参集殿)
薄茶:片倉館席
開会式・懇親会・二次会(RAKO華乃井ホテル)
二日目 9月29日(日)
講演会「茶室とは?~フリースタイルの茶室作り~」
講師:藤森照信先生
総本部報告:長谷川義翁様
全国委員助言:福井正興様
閉会式
(RAKO華乃井ホテル)
所感
総本部より長谷川義翁様 田中達也様、青年部全国委員会委員長 福井正興様、
北陸信越ブロック内各支部のご来賓、先生方 他ブロックの青年部の皆さま
北陸信越ブロック青年部会員総勢252名の皆様が長野県諏訪市にお出でくださいました。
諏訪地方には多くの神話があり、テーマにある「新しき親和」を参加者皆さま方と育むべく、
諏訪大社下社秋宮での茶席・点心席、境内の散策、御神渡りにちなみ下諏訪港から上諏訪港を遊覧船で移動し、
養蚕や製糸業で栄えた諏訪市片倉館での薄茶席、片倉館散策後
メイン会場である上諏訪温泉RAKO華乃井ホテルでの開会式、懇親会、二次会と1日盛りだくさんの内容となりました。
マイクロバスや遊覧船での比較的長い移動もあり、大会前日までは午後から雨予報で心配でしたが、
1日晴天に恵まれ、移動時間にも大きな乱れなく進行し、
参加された皆様に諏訪地方の風土文化や歴史に触れていただけた一日になったことと思います。
また、二日目は茅野市出身の建築史家 藤森照信先生にご講演を頂きました。
お茶室にまつわる先生独自の解釈や、説を踏まえた茶室の歴史や先生の手がけた茶室など興味深いお話をお聞きしました。
その後 長谷川事務局長より総本部報告(今日庵の修繕進行状況や全国大会など)、
福井委員長よりご自身の経験を踏まえた青年部員への熱いメッセージを頂き、大変充実した二日間となりました。
次回開催は富山県砺波市となります。今回の大会を通じ、主管の長野県青年部としては、
以前は長野県内6青年部がそれぞれの活動をしていたなか、
新体制の1支部1青年部となり様々な問題を抱えていましたが、
一つ一つ行事を重ね広い県内を行き来し友情が芽生え理解し、今大会を乗り越えたことで大きな自信と熱意、
さらなる友情が培われたように思います。
若い世代の青年部員へ、六年後に再び訪れる主管の大会へ向けバトンを渡せたのではないでしょうか。
ありがとうございました。(文責 実行委員長 川島 泰啓)