令和元年5月25日(土)26日(日)
開催場所:兜門前、大徳寺、大西清右衛門美術館、福寿園CHA遊学パーク
講師:福寿園CHA遊学パーク:秋山哲也氏、東基子氏
参加者数:計30名
行事内容
~目的~
御宗家にゆかりのある大徳寺の訪問、茶摘み体験等をとおし茶道について学びを深める
<1日目>
兜門前:記念撮影
大徳寺:聚光院拝観・利休居士墓参、大徳寺三門(金毛閣)拝観
大西清右衛門美術館:拝観・呈茶
懇親会、二次会
<2日目>
福寿園CHA遊学パーク: 茶摘み体験、石臼体験・呈茶、館内見学
所感
茶道資料館前で集合後、まずは兜門前で全員で記念撮影からスタートしました。
大徳寺では総本部の小野田様に注意事項等を伺ってご案内いただき、
まず聚光院へ伺いました。丁寧な説明を頂きながら拝観し、
御宗家との縁や歴史を学び、文化財としても大変貴重な襖絵等を拝見し、
茶道の歴史と共に当時の時代背景についても学ぶことができました。
また、利休居士のお墓にお参りすることができ、
この場に来ることができたことに感謝するとともに、
茶道に対する思いを新たに致しました。
利休居士、清香妙嘉大姉、伊住宗匠の墓前にブロックからお花をお供えさせて頂きました。その後、金毛閣にあがらせて頂けるという貴重な経験をさせて頂き、
利休さまの像にお参りすることができました。
また、金毛閣について小野田様から詳しくご説明をして頂き、茶道の歴史に触れ、
貴重な龍の天井絵と美術的な価値についても学びました。
大西清右衛門美術館では、大西家の歴史を学び、
実際にお釜を間近で見ることで千家十職の技に触れることができました。
二日目のCHA遊学パークでは、
お茶の歴史やお茶の葉から抹茶になるまでの過程についてご説明を頂きました。
パークには日本各地のお茶の木が植えてあり、茶摘みをしながら
銘柄によりお茶の葉に違いがあることを知ることができました。
抹茶を実際に作ることで、様々な過程を通して抹茶ができまでの過程を学び、
また実際に石臼でひいた抹茶でお茶を点て、ひきたての抹茶の味を味わい、
また茶葉の天ぷらやスムージーなどお茶の葉の新しい楽しみ方についても
教えて頂きました。
二日間の研修をとおし茶道について学びを深めるとともに、
研修チームメンバー間の友情を深めることができました。
また、今回の研修は御宗家や総本部をはじめ多くの皆様の
ご配慮とご支援を頂き開催できたことに感謝申しあげます。