2021年7月11日(土)、7月18日(日)2日間
藍染め屋 aiya
青年部会員 12名 会員親族 1名 青年部OB 2名 計 15名
行事内容
感染対策に留意し、少人数での開催とした。生葉染めと言う藍染の中でも生の葉がとれる夏にしか出来ない藍染を南部先生に習った。藍染について講義を受けた後、藍の借り入れから体験する貴重な機会を得た。その後、染めの柄を出すため、絹製のストールに様々な道具で模様入れを行った。模様の出方をイメージしながら輪ゴムや、麻紐、ネットやサランラップ、ビー玉等で布を縛ったり、ねじったり一人一人工夫した。茎から葉をはずしミキサーにかけバケツ一杯に染め液を満たした後布をつけた。布の漬け時間によって染まり具合も違う一人一人個性的な作品とすることが出来た。
所感
感染対策のため、茶会などが中々できない中で、会員で集まって何かをしたいと思った時、飲食を伴わずに感染対策を行いながらできることは限られる。茶道具作成なども候補となったが、新型コロナウイルス感染症流行が収まりを見せない現状で県外の講師などは難しい。だからこそ、魚津市近郊で講師を探した時、藍染の先生がおられたこともあり今回の研修の実現となった。藍の葉が乾燥すると緑から藍色に変わることや、染色の色はタンパク質に着くこと等、様々な知識を得て、また、青年部の仲間同士楽しみながら、お互いの作品について褒め合いながら貴重な時間を共有することが出来た。今後も、近くにいる素晴らしい先生たちの発見を意識しながら教えを乞いながら青年部の活動を行っていきたいと思える体験だった。