令和3年7月4日(日)13:00~16:30
開催場所:円山庵
参加者数:青年部12名
行事内容
昨年、新入会員歓迎茶会を開催できなかったため、昨年度入会の1名、今年度入会の1名、計2名の会員をおもてなししました。富山青年部会員は28名となりました。
例年、炭手前・濃茶・薄茶に加え、懐石を用意していましたが、今年は懐石を無くし、濃茶各服点・後炭手前・葉蓋でのおもてなしに挑戦しました。
七夕が近いということもあり、笹を用意し、各々短冊に願いを書いて、笹の葉に飾りました。
所感
富山青年部としては1年半ぶりの対面での茶会となります。
マスク着用・体温測定・アルコールでの手指消毒・お菓子は銘々皿を使用し、濃茶は回し飲みをしないなど、新型コロナウィルス感染症対策を取ったうえで、開催いたしました。
圓能斎が考案された各服点は、青年部内でも稽古をした人は少なく、貴重な学びの場となりました。後炭手前や葉蓋の点前も通常の茶会で行うことが少ないため、お互い所作を確認しながら、新鮮な気持ちで望むことが出来ました。夏らしく、七夕の雰囲気を感じれるお道具や設えの中でのお茶会でした。
普段のお茶会とは異なる点も多く、戸惑うこともありましたが、コロナ禍で新しい試みをすることで、新たな気づきや発見もありました。
近年、卒業会員が増える中、富山青年部に興味を持ち、入会頂くことを嬉しく感じるとともに、一人一人の会員を尊重しながら、実りある青年部活動にすることが大切だと感じました。