行事名 越中瀬戸焼 陶芸体験~茶碗づくりから学ぶ茶の湯の心~
開催日 令和5年6月4日(日)9:30~16:10
開催場所 越中瀬戸焼 千寿釜
参加者数 青年部17名 計17名
講 師 吉野 香岳氏
行事内容
お道具の知識があると、茶道の良さを自身がより感じられると共に、その良さを伝えることが出来ます。しかし、普段お茶碗に触れることは多くありますが、制作工程や作者のリアルな想いを間近で聞く機会はなかなかございません。
そこで、越中瀬戸焼・千寿釜で、「お茶碗」や「越中瀬戸焼」についての講習を受けると共に、実際にお茶碗を制作致しました。
講習では、「茶碗の形、種類、制作工程」などを実際に茶碗や土や登り窯を見せて頂きながら学び、茶碗づくりでは、手びねりから削るところまで行い、釉薬も自身で選びました。
また、1つ青年部の水指も制作致しました。水指は、吉野先生にベースを作って頂き、青年部会員が一人ずつ模様をつけ、協力して制作致しました。
休憩時間には、吉野先生と青年部メンバー皆でお茶とお菓子を頂き、お茶を楽しみました。
所感
講習では、実際に土や色々な茶碗、登り釜を見ることで、知識が深まりました。質問タイムを設けた際には、「茶碗づくりで大変なこと」や、「越中瀬戸焼の歴史」について等、多くの質問がありました。制作する中での大変なことや様々な想いを間近に聞くことで茶碗の奥深さを感じました。
茶碗づくりは大変ながらも、皆で協力し合い、楽しく制作が出来たのではないかと思います。一人でなく青年部メンバー皆でしたからこそ、色んな茶碗の形を学ぶことが出来、形によって制作工程の違いも知ることができました。
水指は、吉野先生に協力して頂き、皆で制作しましたが、青年部会員にとって大切なお道具となりました。
今回の事業を通じて、お茶碗を知ることで茶道の良さを改めて感じました。そして、お道具を一層大切に扱いたいと感じました。
今後も青年部で各地へ行ったり、色んなことを企画し講習を受けたりして、学び合いたいと思いました。