平成23年5月8日(日)
開催場所:かねしま(茶杓作り・懇親会)、じょうはな織館(織物体験)
参加人数:24名 講師:山形則男先生
行事内容
8:30~9:00
来ていただいた方から順に、お茶と地元のお菓子でお迎えしました。
9:00~12:00
資料を見ながら、茶杓について先生の講義、茶杓を削る手順の説明を聞きました。手順に従って、茶杓を作っていきました。竹の材料に型紙のシールを貼って削っていくという山形先生オリジナルの方法で行いました。
12:00~13:00
昼食を食べながらの懇親会を行いました。
13:00~14:00
休憩をかねて、町並み散策など行いました。
14:00~15:00
城端の伝統産業である織物の体験を行いました。生地を織るところは各自で行い、その生地を織館さんに袋状に縫製していただき、茶杓入れとして後日お渡ししました。
所 感
私にとっては、はじめての茶杓づくりでした。
おそるおそるではありましたが工夫しながら削っていく過程が楽しかったです。
出来上がった茶杓には、削る過程で苦労した跡や考えた跡がくっきりと刻まれていました。
茶杓を作るときにだけでなく、この茶杓を実際に使うことで気づくこともまた多くあるようです。
手触りや点前座での使い心地と姿など、美しく良いところや不格好なところも見えてくるでしょう。
自分でつくったものを自分で使う。その面白さをこの茶杓と共に味わっていきたいと思います。
織物もまた面白い体験でした。同じ織機で、同じ太さの糸を使うのに作品には個性が出ます。
色の選び方や模様のつけ方はもちろん、織っていく力加減一つをとっても個々の性格反映されてゆきます。
一人一人どこを大事にして織ったのか、そんな話を聞くことも面白く感じました。
今回の行事は沢山の人お力をお借りしました。
参加された方々が楽しんでくださったことと、自分も楽しめたこと、すべてに感謝の気持ちでいっぱいです。
報告日2011年6月30日