平成26年6月8日(日)
開催場所:高岡 関野神社(高岡市末広町)
参加者数:計431名(青年部30名、その他401名)
行事内容
前回開催した「はじめての茶会」は、気軽に参加でき、かつ茶道の良さを感じていただけるようなお茶会を目指して開催致しましたが、今回はそこからもう一歩お茶の世界に入っていただければという思いで、「和の心を大切にしよう」というテーマを据えて準備を進めてまいりました。
そして「究極のお茶事」をイメージし、まずは枝豆粥をお出しして涼しげな見た目と素材の美味しさを楽しんでいただきました。
その後席を改め、会場として使わせていただいた関野神社や季節柄水にまつわるお道具組みで薄茶を一服差し上げました。
当日は、お陰さまで約380名のお客様にお越しいただき、盛会に終えることができました。
所感
今回のお茶会は、会場である関野神社さまに大変なご尽力をいただいたお茶会でした。
まずは待合で「浦安の舞」という1年に1度しか見ることができないという舞を見せていただき、来てくださったお客様の目を楽しませてくださいました。
また、今回行なった粥席についても、関野神社で行なわれている「朝粥講」をヒントにさせていただいたものです。神社繋がりで、伊勢神宮にゆかりのあるお粥の作り方でお粥を作り、素材はできる限り地元にこだわった物を準備しました。
そして、本席においては関野神社に奉納されている車軸釜や関野神社の注連縄の灰からの釉薬を使ったお茶碗等でお茶を楽しんでいただきました。また、行事名で銘打った「水」を意識したお道具も使用し、季節感も大切にしました。
当日は行き届かない点も多々あり、お客様にはご迷惑をおかけしたかと思いますが、お客様からの「とても楽しかった」「青年部らしい清々しい席でした」との声に、参加した会員全員が大変励まされました。
今後も更に精進し、茶の道を究めていきたいと思っております。
最後になりましたが、今回は準備の段階から親先生方から細やかな配慮と客観的な意見をいただき、本当に感謝しております。また、この水無月茶会を成功裡に終えることができたのは、会員皆様のご協力の賜物であり、皆様との一期一会にも幸せを感じています。今後とも、魅力ある青年部であり続けられるようまい進していきたいと思っております。本当にありがとうございました。