平成27年9月23日(水)
開催場所:玄庵、小松市リストランテジン、小松市芦城センター
参加者数:計21名(青年部)
講 師:行松 宏展様
行事内容
9:50 小松市役所駐車場集合
10:00~11:00 仙叟屋敷ならびに玄庵の見学
11:00~11:10 小松市リストランテジンへ移動
11:10~12:40 昼食
12:40~12:50 小松市芦城センターへ移動
13:00~16:00 和菓子作り講習会
16:00 解散
所感
今回、委員長の強い希望もあり、全国代表者会議議長・行松宏展様を講師に迎え、石川県小松市に訪問し、和菓子作り講習会を企画しました。和菓子作りの他にも仙叟屋敷ならびに玄庵の見学やイタリアンの昼食も企画しました。
初めに仙叟屋敷ならびに玄庵の見学をしました。このお茶室は、仙叟宗室居士没後三百年を記念し、茶道裏千家第十五代家元鵬雲斎千玄室氏が小松市への深い思い入れによって寄贈されたもので、小松市役所の方に詳しく説明していただきました。特に玄庵は、とても風情のあるお茶室で、このようなお茶室で是非呈茶をしたいと思いました。他にも茶庭には九つの景石を配して仏教思想の九山八海を表現するなど様々な工夫を垣間見て、和敬静寂の心を汲み取ることができました。
次に小松市リストランテジンにて昼食をとりました。高岡青年部では行くことの少ないイタリアンのレストランで、有機野菜をたっぷりと使用した料理に舌づつみを打ちながら楽しいひと時を過ごしました。
お腹が満たされたところで、メイン行事である和菓子作り講習会が始まりました。今回は、秋ということで行松旭松堂さんの看板商品である栗きんとんと生砂糖を作りました。栗きんとんは、栗を蒸した後に身を取り出し、三種類の通しでこすという時間と手間がかかる作業から始まり、和菓子作りの大変さがよく分かりました。
生砂糖は、自由に色や形を決めることができたため、十人十色の生砂糖を拝見することが出来、面白かったです。両方とも味は本当に美味しくて、感動しました。特に作りたての生砂糖を食べたことがなかったので、あの柔らかい食感に驚きました。
今回の講習会を通して、会員内の交流が深まり、和菓子作りについて学ぶ事が出来ました。今回学んだ和菓子は、家でも作ることが可能なので、今後の高岡青年部のお茶会等に活用していきたいと思います。