友の和茶会(高岡支部となみ野青年部)

友の和茶会(高岡支部となみ野青年部)
平成23年12 月18日(日)
開催場所:砺波市 かいにょ苑
参加人数:27名
友の和茶会(高岡支部となみ野青年部)

行事内容
 砺波市指定文化財である、砺波平野は散居村と呼ばれる独特の農村地帯であり、その典型的な大農家の住居を移築した「かいにょ苑」の座敷をお茶室に設営し、今年度で青年部を卒業される先輩方を招待し、新入会員、会員の友人を交えて続きお薄点前でおもてなしをしました。
 お茶席では、過去の青年部活動の体験学習で会員達が製作した思い出のある道具も使いました。茶席のあとは、 隣室の広間でお弁当を囲み、新入会員の自己紹介など、会話を楽しみました。
友の和茶会(高岡支部となみ野青年部)

所   感
 毎年、恒例行事となっている「友の和茶会」ですが、今年は4名の先輩方の卒業をひかえて感謝の気持ちを伝える会となり、招待する先輩方、そして新入を含めた会員みんなが共に楽しい日となるよう、役員それぞれが思考錯誤し、相談しあいながら当日を迎えました。
 かいにょ苑の風情ある落ち着いた雰囲気の中、茶席での緊張の中にも会員同士、和やかな会話が交わされていました。お床には、秋に大寄席茶会をした時のお軸、道具には青年部行事で会員が作家さんから教えてもらいながら製作したものも使い、先輩方と共に歩んできた時間を懐かしむひとときを過ごせたように思います。
 卒業をされる先輩がされた挨拶の中に「青年部に入って仲間の背中をみて教えてもらったことが沢山ある」と仰られたことが、とても印象的でした。そして、今まで沢山の行事のお世話や、参加して盛り上げて下さったこと、また皆の力になってこられたこと、振り返れば私達後輩へまた伝えられていることを実感しました。
 この思いを受け継ぎ、また次へ繋いで、世代を超えて思いやりの心が結ばれていけたら良いと思います。