三助焼体験(高岡)

令和元年6月30日(日)、7月14日(日)
開催場所:三助焼窯元(砺波市)
講師:谷口 均氏
参加者数:計20名

行事内容

青年部では毎年、夏に大寄せ茶会を開催しています
(今年は8月25日に実施予定)。
そこで使う数茶碗は、青年部の備品を用いるほか、青年部員が製作体験をしたものもお出しすることとしています。
製作体験は、県内の作家さんに教わり、伝統工芸の良さを見直し、地域に生かされていることも感じられるようにしています。
本年は大寄せ茶会を砺波市で実施することもあり、同じ砺波市の窯元である三助焼さんで製作体験をさせていただくことになりました。
大寄せ茶会の時期と必要な茶碗の数を勘案し、今年は2回に分けて製作体験を行うことになりました。

所感

今回の製作体験は、手回しろくろによる手びねりで行わせていただきました。
最初に穴を
開けて高台の高さを決まるところ、立ち上がりの部分をしっかりさせないと崩れてきてしまうところ、
粘土
を広げながら茶碗の高さを出すところなど、いくつかポイントは作業に苦戦するところでもありました。
そういう中でも、平茶碗や筒茶碗、半筒、左右非対称な茶碗を製作するなど、
先生の指導や手伝いも
あって、それぞれが思い思いの形を作ることができたように思います。
中には、余った粘土を利用して、
さいころ型の蓋置や魚の形の香合を作った会員もいて、
創作意欲を十分に発揮していた場面も見受け
られました。
また、2回の製作体験で、当日の気温や湿度が異なっていたので、
その日の気候によって
土の乾き具合がだいぶ違ってくることもわかりました。
さらに、2回目に訪れたときは、前々週に作ったも
のが一度焼き上げたものも見ることができました。
再度焼き直して仕上げてくださるということで、焼き上
がりを非常に楽しみにしています。