令和元年11月9日(土) 13:30~17:00 10日(日)9:30~13:30
開催場所:新潟県上越市 オーレンプラザ創作室・研修室・会議室
講師:谷村丹後氏
参加者数:計87名(青年部23名)
行事内容
奈良県高山地区で代々茶筅を作られてきた、
谷村家の20代当主、谷村丹後氏を講師にお迎えし9日は茶筅・茶杓の体験講習会、
10日は講演会を開催しました。
9日は参加者を青年部会員限定で開催し、
前半は講師より、茶筅の歴史や各流派による違い、竹の種類別の特徴や性質、
また技術的な事をお話し頂きながら、実演をして頂きました。
後半は、茶筅か茶杓、好きな方を選ばせて頂き、茶筅の糸掛けや茶杓削りを体験させて頂き、
自分の作品を制作しました。
10日は、一般からも参加者を募り、呈茶後、「竹と茶筅」の題で講演会を開催しました。
講師より、映像や写真を交えて、竹や茶筅についてお話しいただいた後、
現在行っている様々な活動や国際的な交流などについてもお話し頂きました。
9日は17名、10日は約87名(チケット販売数は103枚)の方からご参加いただき、
大変盛況に終えることができました。
所感
常日頃、お茶を点てるのに欠かせない道具として使っている茶筅が、
どのように作られているのか、流派や竹の種類によって、
どのような違いがあるのか、実演を交えながら細やかにお話し頂き、
普段見えていなかった奥深い世界を感じることができました。
また、9日は自分が体験することで、いかに技術のいる作業なのか、実感することができました。9日、10日どちらの参加者からも、「大変興味深い話だった」、
「流派によって茶筅が違うことが、お茶の点て方につながっているのは目からウロコだった」、「これから、道具の扱い方、お茶の点て方が変わりそうだ」など、
好評をいただき、作品の展示販売も大変喜んで頂きました。
また、上越委員会主管での開催でしたが、上越地域は人数が少なく、
新潟地域からもたくさんの会員にお手伝い頂きました。
今まで以上に親しくなる事ができたのも、とてもよかったと思います。