穴窯見学(北信青年部)

穴窯見学
平成23年4月24日(日)
開催場所:赤和窯(長野県高山村)
参加者数:青年部11名

行事内容

 長野県高山村にある赤和窯にて、窯出し作品展と穴窯の見学
穴窯見学

所感

 長野市内から車で20分ほど上がった高山村の山の中にある穴窯(名称:赤和窯)へ見学にいきました。
途中おそばの昼食をとり、この地域で有名なしだれ桜が見れるのではと期待をしていたのですが、春遅い地域のせいか、未だつぼみの状態ですこし残念でした。
 到着した赤和窯では、主宰の荻原恒夫先生と同じ青年部の仲間で陶芸家の小池智久さんが私達を迎えてくださり、さっそく穴窯へ案内して下さいました。この赤和窯では、一年に3回から5回窯焚きを行い、1200℃前後で温度の調節をしながら約110時間(5日間)かけ、一回の窯焚きで約500個位の作品を焼くそうです。窯の中は大人が7人入るほど意外に広く、すすまで溶けてしまって綺麗で驚きました。
その後は併設された窯出し展で作品を拝見し、中には自分のお気に入りの器を見つけた人もいました。
 ぽつぽつと雨粒が落ちてきそうな予感がしつつも、駐車場の一角の野原にシートを広げ、みんなでささっとお茶の準備。さきほどの赤和窯で焼かれた器もさっそく登場し、みんなで一服頂きました。遠くにまだ白さが残る北信五岳を眺めながらピクニック気分を味わうことができ、楽しい一日でした。