平成24年9月30日(日)
開催場所:長野市 善光寺大本願
参加人数:計65名
行事内容
収益の一部を寄付(寄付先:東日本大震災、栄村大地震、夏目雅子ひまわり基金等)を目的とした茶会を開催する毎年恒例の行事。今年は北信・善光寺平青年部発足20周年の記念の年にあたり、また来年度の新体制の前に現青年部での最後のチャリティー茶会となる。(受付時間は9時から12時)
菓子席・濃茶 (北信青年部担当) 会場:大本願
薄茶席 (善光寺平青年部担当) 会場:大本願
おしのぎ席・会場係(両青年部から) 会場:西之門さくら
青年部正会員(北信20人、善光寺平15人) 登録会員手伝い 11人
青年部OB手伝い(21人)
来場者数 (約320人)
所感
台風の到来が心配される9月30日、今年も、そして今年で最後のチャリティー茶会が開催されました。今年は北信・善光寺平青年部発足20周年を記念し、善光寺大本願を会場に決め、大変由緒のあるお寺での茶会に身が引き締まります。今年はバザーの開催はしないことになりましたが、菓子席ではお客様によろこんで頂けるよう特に力が入った見どころでもありました。
菓子席では過去のチャリティー茶会の歴史を振り返ることができる写真やそれにまつわる品物、青年部での活動でつくった茶杓、古袱紗、菓子盆などなど、待ち時間の間に楽しむことができます。中には毎年足を運んで下さる方もいらっしゃいますので、当時の記憶を思い出して頂けたら嬉しいです。そのそばでは、両青年部の和菓子職人のコラボレーションで、おたがいの技を出し合って一つのお菓子になった、栗あんの入った山芋きんとんを2人で実演。御客様は思いもかけず、和菓子の製作作業を見ることができ、また作りたてを味わえることができ、感動しましたとおっしゃってくださった方も大勢いらっしゃいました。御菓子の銘は「道」、いままでの青年部の来た道とこれから歩む道、お二人の意気込みが伝わる、お茶会の趣旨にふさわしい、素敵な御菓子でした。
濃茶席は大本願の仏様に見守られた広間で、テーマは旅立ち・出発。舵、船など海にまつわるお道具で濃茶席は大本願の仏様に見守られた広間で、テーマは旅立ち・出発。舵、船など海にまつわるお道具でつなげる・つながるをテーマに、過去・現在・未来の時間の流れと月の満ち欠けの映像とをリンクさせて、まるで異空間に来たような、そして現実の世界を一時忘れながら、一服のお茶を楽しみました。この日は中秋の名月の日だったのですが、あいにくの台風でお月見が出来なかったこともあり、この茶席でお月見することができとても心に残りました。最後は場所かえて、近くのレストラン、西之門さくらにてのおしのぎ席。最後まで満足してただけるよう、2段の豪華な懐石御弁当を用意。お客様への感謝の気持ちを伝えるメッセージカードを添えました。後日、お茶会に来て下さった方からも、いいお茶会だったよ!という御言葉をたくさん頂き、ほっと胸をなで下ろしました。各担当の持ち場の力を十分に発揮し、茶会全体としてもまとまり成功する。大人数での茶会ならではの達成感は共有する仲間があってからこそ。お手伝いの登録会員のみなさん、OBのみなさん、部員のみなさん本当にお疲れさまでした。来年は2つの青年部が1つになり、新しい仲間とどんなお茶会になるのかな?今から少し楽しみな気持ちです。