平成27年7月18日(土)~19日(日)
開催場所:里山自然学校 大杉みどりの里
参加者数:計64名(青年部13名、その他大人8名、小人43名)
行事内容
◆草木染め体験:子どもはTシャツ、大人はスカーフで作成。竹やビー玉を輪ゴムや紐で結んでデザインし、玉ねぎの染料で染め、黄色と深緑の2色選んで仕上げました。
◆お茶会体験:立礼式にて薄茶を一服、お干菓子は行松旭松堂の友鮎、じゃかごせんべい。
◆レクリエーション:屋根のある屋外にてキャンプファイアを行い、歌やゲームで盛り上がりました。
◆和菓子作り教室:石川南青年部の行松宏展氏。夏の季節に合う銘”もらい水”。餡を茶巾で包み絞って作る、銘”夏まつり”はきんとん、の2種を作成しました。
◆茶筅振り体験:お茶を点ててみる体験。お菓子は、和菓子で作りで作った出来立てを頂きました。
◆絵日記:2日間の思い出や、感想を絵や日記で書きました。
◆他、施設の入所式、つどい、退所式などあり。
所感
お世話になった講師の方々、保護者、先生方、青年部会員、大杉みどりの里の方々、ジュニア委員のメンバー、皆様のおかげで、今年のジャンボリーを終えることができ、ほんとに感謝でいっぱいです。子供たちがとっても積極的に活動に参加してくれたので、活動を予定通り行うことができました。
絵日記には、和菓子作りのことが1番多く書かれていたので、人気の行事だと思いました。「とても楽しく過ごせた」、「来年もまた参加したい」などうれしいことが書かれていましたので、良い思い出が作れたのではないかなと思いました。
草木染め体験では、お茶に関する文化体験ということで、真っ白のものに自分でデザインし染料で染めるという体験でした。ほとんどの子どもたちが、初めての体験だったようです。そういうことができるということを知ってもらい、貴重な体験になったと思います。
お茶会体験では、立礼式で薄茶を一服とお干菓子で気軽なお茶会を体験できたと思います。子供たちにはお茶会というと和室で正座のイメージがあると思いますが、イスに座ってのお茶会を体験してもらうことで、お茶をより親しみやすく、また初めてお茶会を体験する子も身近に感じてもらえたのではないかなと思いました。
レクリエーションは、キャンプファイアを行い歌やゲームで大人も子供も楽しむことができました。活動グループやお部屋グループの異なる参加者ともこういう場で交流することで、子供たち同士が活動しやすくなったのではないかな、と思います。
和菓子作り教室は子供たちに人気の行事なので、とても積極的で、みんな真剣に取り組んでいました。初めて作る子もわかりやすい説明で和菓子を自分で作ることがとても楽しかったようです。自分で作った和菓子を次の活動の茶筅振り体験でお茶とともに頂きました。出来立ての和菓子の美味しさを味わうことで、よりお茶の美味しさを感じてもらえたと思います。
茶筅振り体験では各グループに分かれて行い、各グループに青年部が入り盆略点前をしました。帛紗のさばき方やお茶やお菓子の頂き方などの説明を行いました。
自分でお茶を点てる機会のある子、ない子と様々ですが、自分でお茶を点てることでよりお茶を楽しむことができたと思います。自分で点てたお茶を自分で飲むという子もいましたし、お友達に点ててあげるという子もいてそれぞれに楽しんでいました。
毎年開催している少年少女ジャンボリーですが、例年のようにお茶の経験のある子もない子もいるし、毎年参加している子も初めての子もいて、行事として定着しているながらもさらに広がってきているということが今年も感じられたので良かったです。2日間、お茶のことに触れ、お茶の体験を通して、よりお茶に親しんでもらい、興味を持ってもらえたと思います。子ども同士で参加している子たちが、来年も参加したい、と言っていました。子ども同士でお茶やジャンボリーを楽しんでいるんだと感じました。また、来年もジャンボリーを、楽しんで参加してもらえるように取り組みたいです。