平成28年6月26日（日）
開催場所：安宅住吉神社
参加者数：計234名（青年部17名、親支部187名、その他30名）
行事内容
安宅住吉神社にて、山、川、そして蛍をテーマに薄茶2服の青年部茶会を行った。
待合では、福井禅淋寺の甘露水、美川の台場の水、遣水観音霊水、小松市水道局の4種の名水を置き、滝の画を見ていただきながら、お客様にまずは一息ついていただいた。
本席では山、川の趣向で1服目のお茶をすすめた。次いで干菓子を出し、蛍に見立てたＬＥＤライトを席中に置き、部屋の明かりを少し暗くして宵闇に近くし、明るい1席目とは対照的に「蛍」の趣向で2服目のお茶をすすめた。
所 感
第45回地区大会にかかりきりだった支部の先生方の慰労のため、また、青年部会員の経験のため、この青年部茶会を催しました。
役員にとっては地区大会1ヶ月後の茶会ということ準備はたいへんでしたが、地区大会で1席持つだけとは違い、案内から御礼状まで全て自分たちで担当する茶会は、大きな経験を得られるものとなりました。
先生方においては、青年部茶会を毎回楽しみにしていただいている方もおり、当初の予想の2倍近い、大勢のお客様にお越しいただき、たいへんありがたく感じました。
道具組みでは、地区大会で使用した道具をいくつか用いたところ、茶席に入ることができなかった先生方にゆっくり見ていただくことができました。
近隣の青年部会員にもお越しいただいたのですが、地区大会にも参加された方には、二度見るお道具はつまらなかったかと思います。しかしお茶会で青年部の仲間の顔を見ることができるのは、とても楽しいものだと改めて感じました。
茶会を終えて、それぞれが感想や反省点を持ったかと思います。私は今回の茶会では、お客様に来ていただけることのありがたさを、予想に反して大勢のご参加をいただいたことで実感できました。また、準備中でも席中でも、自分たちがやることでお客様がどう感じるかを折に触れて考えさせられたので、今後はより相手の感じ方に配慮できるよう気をつけたいと思います。
