平成26年9月27日(土)
開催場所:宮崎寒雉工房、大樋美術館
参加者数:計10名(青年部10名)
行事内容
茶道文化や歴史、お道具に触れる機会として、宮崎寒雉工房見学と大樋美術館見学を企画し、青年部会員10名が参加した。午前中は宮崎寒雉工房にて、宮崎寒雉氏より釜制作の過程や種類の説明を伺った。その後に実際の工房を見学させていただき、ご子息の匠氏から釜の製造工程の詳しい説明があった。午後からは、大樋美術館を見学し、当館長である大樋長左衛門氏ご本人から、作品一つ一つの解説を伺うことができ、作品を見るだけでなく実際の制作工程や作品に対する思い、歴史をお聞きする事ができ、大変貴重な時間となった。
所感
宮崎寒雉工房と大樋美術館の見学を行ないましたが、それぞれにご本人から直接作品についての詳しい制作工程や思いを伺うことができ、大変貴重な時間でした。特に釜の制作工程については、参加者みんな興味がありましたが、釜の型をとる説明を聞いても、なかなか理解が難しい部分があり、多くの質問が飛び交っていました。大樋美術館では、思いがけず長左衛門氏にお会いする事ができさらに作品についても細かく解説して下さるという貴重な時間を過ごさせていただきました。
参加人数は10名(午後からは9名)とやや少人数でしたが、とても中身の濃い一日となりました。