教養講座「九谷五彩 抹茶碗絵付け体験」

行事名  教養講座「九谷五彩 抹茶碗絵付け体験」
開催日  令和6年7月14日 (日)
開催場所 九谷セラミック・ラボラトリー
参加者数 石川青年部会員16名とお子様5名、石川南青年部3名

 

行事内容

9月28・29日に加賀市で開催される北陸信越ブロック会員大会の石川青年部茶席で使用する抹茶碗をつくるために、また大会前に石川南青年部との交流を図るために企画しました。九谷五彩と呼ばれる、緑・黄・紫・紺青・赤に桃色を加えた6色の絵の具で創意工夫をこらした絵付けに挑戦しました。会場は隈研吾設計のモダンな施設で、九谷焼の製造工程や特徴を知ることができる体験型のミュージアム。九谷焼作家でもあるスタッフの方の解説により、地元石川の伝統工芸である「九谷焼」の歴史、特徴、製造について理解を深め、絵付けを体験したことにより、技術の高さ、魅力を知る良い機会となりました。

 

所感

それぞれ事前にデザインを考えてきましたが、ほとんどが絵付け初心者で、筆づかいと絵の具ののせ方が難しく、大変やりごたえのある体験でした。デザインを考えるにあたり、九谷焼の作品を調べたり、いろいろな茶碗の絵付けを見比べるなど、抹茶碗について勉強する機会を得られました。「没頭できて楽しかった」「これまでで一番楽しい講座だった」という感想が寄せられ、ただ体験するだけではなく、作家による製造工程の丁寧な解説もあり、九谷焼について改めて知る大変充実した内容でした。茶席で実際に使うことにより、また茶碗に対する見方も変わることと思います。