平成25年12月1日(日)
開催場所:金沢市 松向庵 旧園邸
参加者数:計76名(青年部76名)
行事内容
平成25年度の卒業生8名を中心とした亭主側が、青年部会員を招待した茶会を開催いたしました。
8畳間にて風炉で濃茶、12畳間にて炉で薄茶を差し上げました。1席あたり7名から13名入り、6席まわしました。
初会合は10月23日、茶会の大まかな割振りと人員配置、スケジュールなどの決定。10月30日、道具の打ち合わせ。11月6日、道具の打ち合わせ、11月17日、道具の打ち合わせと菓子の決定。11月21日、最終打ち合わせ。11月30日、前日準備。各々、割り振られた道具などを持参のうえ集合。全館の拭き掃除、前庭掃除などの後、茶室、待合、受付などを設営。
当日、9時集合。9時45分、1席目席入り。9時50分初炭点前開始。続いて濃茶。席を移して薄茶。以降45分間隔で6席目まで。
撤収完了16時10分、会場の時間制限を10分オーバーしましたが、ほぼ予定通りに終えることが出来ました。
茶会案内、当日の受付、水屋などに5名の若手役員にお手伝いいただきました。
所感
卒業生8名のうち4名が部長経験者で、他の4名もみな役員経験者ということもあり、準備段階から非常に手慣れた感じで進行することが出来ました。
濃茶席は、長板総飾で行いましたが、点前、水屋なども滞ることなく進みました。1席目に初炭手前を行いました。
薄茶席は、炉にて棚点前でした。こちらも手慣れた感じで会を進めることができました。
道具は、青年部活動のなかで思い出に残っているものなどを取り混ぜ、また、会員所有のものも多く出しました。
菓子は、青年部会員でもある吉橋氏にお願いして、少し新しい趣向を試してみました。主菓子の銘「星霜」には白髪頭の意を含ませてあります。
御軸をはじめ、書付なども歴代の御家元のものも多く、残る世代の励みとなったかと思います。
長年、青年部活動を支えてくださいました御家元様、大宗匠様はじめ、御宗家、総本部、支部の方々に改めて感謝申し上げます。