平成23年7月24日(日)10:00~14:00
開催場所:石川県立輪島漆芸美術館
所感
東北関東大震災で被災された方のためにと思い、「祈り」をテーマにチャリティー呈茶を輪島漆芸美術館にて開催しました。茶券代金は、お茶のみの方(大人500円・高校生以下300円)、入館料込みの方(大人1,000円・高校生以下は無料なので300円のまま)にしました。茶碗は、益子に窯を持つ作家さんで田村一さんの「BOWL」で白地に薄い水玉模様が入っていてとても涼しげでした。この度の地震で窯が倒壊されたそうです。この茶碗は、珠洲市で行われていた「東日本被災工芸作家支援企画 手仕事を繋ぐ展」に会員の一人が行って購入してきたものです。茶器を仏器にしたり、蓋置を蓮葉にしたり、被災でお亡くなりになられた方のご冥福を祈って使いました。建水は、チベット仏教の仏具である「シンキング ボール」を使いました。(別添えの棒でふちをこすり、共鳴して音を出します)お茶は祥玉園の「豊の白」、菓子は行松旭松堂の「団扇」と「絆」でした。「団扇」は節電のためにはかかせない必須アイテムであること、「絆」のうさぎの打ち物はうさぎ年に起きた震災を忘れないよう、また前進しかできないうさぎのように復興に向けてみんなで頑張ろうという願いが含まれています。これは趣旨をブロック長の行松さんにお話したところ考えてくださったお菓子です。4年前の能登沖地震で皆さんにお世話になったこと、そして今年の東北関東大震災…私たちで何か出来ないか考えて、今回チャリティー呈茶を行うことにしました。おかげさまで、参加者数も多く、収益金と募金(募金箱)合わせて約9万円ほど集まりました。(能登のプリンスこと中村部長も出してくださいました。さすがです。)義援金として寄付させていただきました。